2021-06-11 第204回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
未帰国の政府認定拉致被害者の親世代で御存命なのは、有本恵子さんの父、明弘さん、横田めぐみさんの母、早紀江さんの二人になってしまいました。拉致被害者家族の高齢化が進む中、拉致問題の解決は一刻の猶予も許されません。 まず、この特別委員会が一年以上にわたって実質審議が行われなかったことについて、加藤大臣の御見解をお聞かせください。
未帰国の政府認定拉致被害者の親世代で御存命なのは、有本恵子さんの父、明弘さん、横田めぐみさんの母、早紀江さんの二人になってしまいました。拉致被害者家族の高齢化が進む中、拉致問題の解決は一刻の猶予も許されません。 まず、この特別委員会が一年以上にわたって実質審議が行われなかったことについて、加藤大臣の御見解をお聞かせください。
それは、政府認定拉致被害者の田中実さんと特定失踪者の金田龍光さんが生存していると北朝鮮から二〇一四年に通告されたものの、その事実さえいまだ認めないことです。田中さんと金田さんの安否確認をするべきですが、もう六年も放置したままです。余りにも冷淡ではありませんか。それとも、拉致被害者の救出に序列でもあるのでしょうか。 田中さんは七十歳。どうしていらっしゃるか全く分かりません。
○有田芳生君 六年前に政府認定拉致被害者の田中実さんが生きていると北朝鮮側が言ってきたら、安否を確認すべきじゃないんですか。人間の命ですよ。
先ほど、官房長官に、拉致担当大臣にもお聞きをしましたけれども、二〇一四年の七月に日本経済新聞が、北朝鮮側が日本に対して拉致被害者複数いると生存者リストを提示をして、そこには政府認定拉致被害者及び特定失踪者もいるということを大きく一面で報じましたけれども、先ほど官房長官は、当時もそうですけれども、これは誤報であることを認められました。
最初に、政府認定拉致被害者でございますが、松本京子さんが平成十八年に拉致認定をされて以来、それから十二年間、実は一人も拉致被害者の認定というのは行われておりませんで、十七人のままで推移をしているわけであります。
○高木(啓)委員 つまり、人数というのはなかなか言いづらいということはあるんだろうと思いますが、この回答書の中に幾つかそういう人数も書かれておりまして、今私が申し上げたように、政府認定拉致被害者は十七人、そして、拉致と断定されているけれども、日本国籍でなかったために認定されていない方が二人、そして、平成三十年十一月一日現在、北朝鮮による拉致の可能性が排除できない特定失踪者を含む捜査、調査の対象者が八百八十三人
皆さんが、私たちがずうっと努力してきた拉致問題について、政府認定拉致被害者の一人が生きていたという報道があったら、それが事実だったら、政府、発表すべきじゃないんですか。あるいは、河野大臣、平壌に行って、本人に会って、どういうことなのかって聞かなきゃいけないんじゃないんですか。報道されてからそういう努力なさりましたか。
政府認定拉致被害者十七人、そのうち五人が御帰国されましたから残るのは十二人ですよね。ちょっと大臣にお聞きをしたいんですけど、拉致対が作られた物すごい分かりやすいこのパンフレットですけれども、その十二人の残された政府認定拉致被害者の中で、久米裕さん、松本京子さん、田中実さん、曽我ミヨシさん、このパンフレットでは、北朝鮮が入境を否定又は入境未確認としている四ケースとあります。
政府認定拉致被害者の田中実さんですよ。生きていた、平壌にいるという報道、これ確認しないんですか。河野外務大臣も含めてですけれども。とっても大切なことじゃないですか。違うんだったら、誤報だって言われたらいかがですか。
政府がきちんと認定できる被害者の拡充を目指すのはもちろんのことですけれども、御家族の方々も、民間で支援の努力を続けられる方々も、認定されればよいという姿勢では全くなく、あくまで認定拉致被害者と同様の救出を望んでおられると私は拝察しています。 そこで、認定に必要な条件、あるいは基準があるとすればその基準、そして特定失踪者もきちんと含めた救出への取組についてお伺いしたいと思います。
松本京子さんが拉致の認定、政府認定拉致被害者として認定をされてから以降、ここに至るまで十年間にわたって新たな政府の拉致認定というものが実は行われておりません。
拉致された沖縄関係者は、認定拉致被害者はいないものの、警察庁リストでは二十六名いらっしゃいます。政府の取組による一日も早い解決を望みます。 沖縄の風は、九月に決議された北朝鮮による五度目の核実験に対する抗議決議を共同提案いたしました。 北朝鮮は核開発、ミサイルの増強を進めています。
そこは、全ての拉致被害者を取り戻さなきゃいけないということで、そのいわゆる特定失踪者についても、政府認定拉致被害者とともに、やはり解決のために進んでいっていただきたいというふうにお願いをしたいというふうに思います。 次に、パネルを出していただきたいんですが、政府認定の第一号の事件、宇出津事件、一九七七年の九月十九日に石川県で起きた事件です。
もちろん、政府認定拉致被害者、特定失踪者、取り戻さなければいけません。最優先、当然、御家族の気持ちです。だけど、日本社会で明らかになっていないけれども残留日本人のそういう人たちがいるという、この問題をやはり人道問題として前に進めるべきだと思いますが、外務大臣、いかがでしょうか。
○有田芳生君 二〇〇二年の十月に、非公式に田中実さん、小住健蔵さんについて未認定拉致被害者として北朝鮮側に問合せを行っており、さらには、二〇〇四年には五人の人物について問合せをした結果、北朝鮮側からは、入境を確認できなかった、つまり北朝鮮に入っていないと、そういう経過があったわけですけれども。 もう一つ、これは拉致対策本部のホームページに今でも出ておりますけれども、こう書かれております。
○有田芳生君 日朝協議の中で、拉致問題、それから行方不明者、日本人遺骨問題、それから残留日本人、いわゆる日本人妻の問題がありますけれども、私は物すごく重要だと思いますのは、もちろん政府認定拉致被害者の即刻の帰国というものを強く求めていかなければなりませんが、同時に、北朝鮮に拉致された可能性が排除できない人たちについてもやはり重視していかなければならないと考えております。
○政府参考人(伊原純一君) これまで北朝鮮に対して、政府認定拉致被害者以外についても拉致された疑いのある失踪者について関連情報を提供し、調査を求めてきております。
○玄葉国務大臣 もちろん、政府としては、いわゆる認定拉致被害者以外にも、拉致の可能性を排除できない方々がいらっしゃる、存在する、そういう認識に基づいて、特定失踪者についても調査、捜査に今全力を挙げるということでありますし、北朝鮮に対しても、またさまざまな会合の場でも、あらゆる拉致被害者、全ての拉致被害者の即時帰国を求めているということでございます。
政府認定拉致被害者松本京子さん、そして特定失踪者のリストにお名前のある大政由美さん、二人は私の仲間であり、仲間の娘さんであるということでありまして、ほかの方もそうだと思いますが、私自身、我が事とこの問題を受け止めてこの問題に向かってきたわけでありますけれども、何ら動きが出てこないということに対して委員の一人として本当に恥ずかしい思いをいたしております。
現在、拉致被害者、政府認定の方は十七名、そのうち五名の方が御帰国されて、今安否不明者十二名というふうに聞いておるんですけれども、そうすると、このいわゆる十二件の拉致の事件があって、そのうちの十七名が認定拉致被害者の方ですけれども、この方々が増える可能性があるということでよろしゅうございますか。
国民の皆さんも非常に気になる部分でもあるという中で、今のその認定拉致被害者について、もう一回ちょっと、何かしつこく聞いて申し訳ないんですけれども、つまり何人ぐらいの認定拉致被害者が増えそうな雰囲気なんでしょうか。もしよろしければお答え願いたいと思います。
実は私のところに、今持っているんですけれども、この特定失踪者問題調査会から総理大臣、まさに拉致問題対策本部長の福田総理に昨年の十月三十一日付けで要請の文書が出ているんですけれども、この内容は、政府は認定、未認定者で差別することはないと、要するに取扱いの部分においてですね、と言いながら、実質上、特定失踪者と政府認定拉致被害者との差別的取扱いがされているのではないかという指摘をして、政府に要請をしているわけでありますけれども
そういう状況の中で、ともすれば、様々な協議、マスコミ報道等含めて、この残された十二名の認定拉致被害者のことについての言及はなされるわけでありますけれども、この特定失踪者の方々について取り残されてしまっている感が否めないわけでございます。 関係者もそうしたことに対しまして非常に危惧の念を持っております。
特にそのうち、千番台と言っておりますけれど、その方々三十数名について、認定、拉致被害者としての認定を増やすというお考えについてはどうお考えですか。
そのお帰りになる前の状況とは全く違うわけですが、その前と比べてもその認定、拉致被害者の認定人数というのはほとんど増えていないわけですね。 証拠の積み重ねがと一方で言いながら、全くその裏も取らずにいろいろと認めてしまっていることもあるわけで、私はこれ非常に問題だなと思ったんですが。
時間がないので、もう一つ拉致問題について質問させていただきたいと思いますが、拉致被害者の認定の問題でございますが、新たな追加認定、拉致被害者の追加認定が必要と考えますが、いかがでしょうか。